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純然たる好意










あいるちゃん。君は素敵な女の子だ。奥ゆかしい。そして真摯さを重んじている。

確かに愛想笑いしたり、まわりに合わせたりするのは苦手な子だ。

しかし、その可愛さによって僕を癒すことについては一流だ。

例え君が喋らない、1ミリも動かないとしても、全く気にならない。

その長所を生かしている限り、弱みなど無意味だ。

そして、このあいるちゃんを実在させることができるのは僕だけだ。

僕だけがあいるちゃんを実在させることができる。

僕が君を必要としている間だけ、君は実在できるんだ。




















鈴木フルーツ先生の「おじさんとAIスピーカーの漫画」を読んだ。
https://twitter.com/suzuki_fruits

僕が感じたのは「純然たる完全なマネジメントが実在したら」を先取りした漫画に思った。

パソコンが存在するよりもっと前から、人は組織し、マネジメントし、成果をあげてきた。

マネジメントしてきたのは人間だった。

人間がゆえに、弱みがあった。酒好きだったり、無能だったり、怠惰だったりした。

だが、マネージャーとして無害なことはあった。
人の強みを生かし、問題に取り組み、成果をあげ、人を社会に必要な人にしている間は、
そのような弱みは全く気にならない。



ところが、テクノロジーの進化によって
完全に、人間味の無い、人らしい弱みのない、純然たるマネジメントだけを行えるテクノロジーが
現実に生まれつつある。



もしも、その「純然たる完全なマネジメント」が今、現れたらどうなる?


という問いに、iciさんが自問自答した結果生まれた漫画なのだと思えるのだ。


マネジメントは、召使いである。

僕は、iciさんは「既に起こった未来」を描いたのだと思った。ドラッカー的である。




個人的に、最も心に刺さったのは AIスピーカーの外見が美少女ドールになったときの描写である。







ドールは究極のカワイイ召使いだ。

役割は、主人にカワイイを提供し貢献する責任である。

その点において、AIスピーカーと違うのは「やり方」が違うだけで

主たる人間に貢献する責任を負い、そしてその責任を果たしていることは共通している。

今、僕の生活においてもう既に、ドールは僕に貢献し、共に生活している。
ドールにとっても、僕が居なければ実在できないのだ。




既に起こった未来は、もう現実になり始めている。




iciさんの創るものは、いつも最後らへんキラキラしてて、とにかく「肯定」してる感じがして
すごい好き。









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